記事一覧

トマトが割れてしまうのを防ぎたい。6月下旬、栽培終了時期の裂果と原因

20180621_200400.jpg

こんにちは。

今回はトマトが割れてしまう症状、裂果についての記事になります。

6月下旬になり温室トマトでのトマト栽培も終了が近いです、

トマトも収穫後半に入り少し裂果の症状が見られるようになったので

原因と対策を考察してみたいと思います。




トマトの裂果とは?


20180621_200421.jpg

トマトの果実が割れてしまう事を裂果と言います。

割れ方の症状は主に2種類あります、

一つは同心円状にヒビが入り割れてしまうものと、

もう一つはヘタの付近から果実先端にかけて放射状にヒビが入り割れてしまうもの、

主にこの2つです、複合して症状が出ることもあります。











同心円状の裂果


20180622_072447.jpg

同心円状の裂果はヘタの部分から丸く円を描くように割れてしまいます。

ヒビの模様は丸く円を描くものから曲線を描いたりさまざまです、

ヘタの周辺に症状が出やすく、トマトの先端部にはあまり見られません。

トマト果実の肥大が速すぎる場合に割れる要因になるようです。










放射状の裂果


20180622_072433.jpg

放射状の裂果はヘタの部分から果実先端にかけて亀裂が入ります。

ひどいものは亀裂も大きく果実の内部まで露出してしまいます、

放射状の裂果は亀裂から腐敗するのが速いため注意が必要です。

急激な水分の供給が割れる原因になることが多いです。



同心円状の裂果、放射状の裂果どちらもトマトの果実の商品価値を下げてしまいます。










割れてしまう原因と対策



トマトが割れてしまう原因として、品種特性と水分管理があげられます。

品種特性については遺伝的に裂果が発生する特性が品種により違いがあるため栽培前に確認が必要です。

初夏から夏の高温時期などトマトの果実は生育が早いですが、あまりにも急激な肥大は割れる原因にもなり、

強い日差しでトマトの果実表面も硬くなり弾力性がなくなってしまいます。

そのためあまりにも急激な水分の供給は割れてしまう要因になります。





トマトの果実が割れるのを防ぐ対策として、一つは裂果が発生しにくい品種を栽培すること。

水分管理については、急激な水分供給をなるべくしないこと。

たとえば早朝など日の出前の蒸散が始まっていない時間帯には水分供給をしないように工夫したり、

曇りの日、雨の日には水分の供給を少なくしておくなど、水分管理に注意することです。










まとめ



トマトが割れてしまう症状、裂果については以上になります。

トマトの果実は一度割れてしまうと修復は出来ないため、あらかじめ対策が必要になります。

割れてしまったトマトは日持ちが悪く、腐敗するのも早いためなるべく早く消費したいところ、

出来れば割れないように栽培管理したいものです。
関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク

プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



詳しくはカテゴリからプロフィールをご確認ください。

プライバシーポリシー