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温室トマトでの遮光カーテン使用例

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こんにちは。

温室設備には「カーテン」というものがある、保温と遮光の目的に設置されたものだ。

温室トマトにも、もちろん装備されている。

今回はそのカーテンの使用例をいくつか紹介しよう。













使用しているカーテン




まずは、温室トマトで使用しているカーテンの仕様から説明しよう.

設置されているのは、svensson社製のスクリーン「XLS16」になる。

このタイプのスクリーンの特徴は、保温性と遮光性の両方を備えている。

材質はポリエステルとアルミニウムから出来ていて、ポリエステルが保温、アルミニウムが
遮光と遮熱の役割をするようだ。

このスクリーンを環境制御コンピュータで自動制御する仕組みになる。








温室トマトでの使用例 遮光と保温




まずは基本的な使用方法、遮光と保温目的になる。

遮光から説明しよう。

トマト生育には太陽の光が重要だが、あまり余分には必要ない。いろいろと問題がおきてくるからだ。

春から夏にかけては日中の日差しは強い、トマトにもストレスになってくる。そんな時は
カーテンを使用する。

カーテンを閉じて遮光することにより、余分な太陽の光を抑えることが出来る。



次に保温。

秋から冬にかけての夜間は外の気温はかなり下がる、加温装置で保温をするのだがガラス屋根
一枚だと空気が冷やされるのも速い。

そこで、カーテンを閉じてガラス屋根の下に空間をつくることで温度の低下を抑えることが出来る。

いわゆる、二重窓の断熱構造にするのである。









温室トマトでの使用例 積雪時の保温




次の使用例は積雪時の保温、大雪などでガラス屋根に積雪がある場合だ。

雪が降っている状態だと温室内は急激に温度が下がってしまう。そうなるとガラス屋根の
雪がとけなくなりはじめる。

やがてガラス屋根に雪が積もりはじめるのだが、そんな時にはスクリーンを閉じておく。

そうすることで、温度の低下をある程度抑えることができ、加温装置の燃費もかせぐことが
できる。

このときは100パーセント閉じず、少し開けておきガラス屋根の雪を融かすようにして
おくと良い。




温室トマトでの使用例 灌水装置がトラブルを起こしたとき


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もう一つ、特別な例として灌水装置がトラブルを起こした時の使用例になる。

灌水装置が故障したり漏水修理などで、かん水を与えられなくなったときにトマトの葉から蒸散を抑えるためにカーテンを使用する方法だ。

カーテンを閉じてトマトの蒸散を抑えることでなるべくしおれてしまうのを防ぐのが目的。

これはあくまでも応急的な対策なので何日もは持たない、早急に灌水装置のトラブルを
解決する必要がある。








まとめ




以上が、温室トマトでのカーテンの使用例だ。このほかにも夏場の栽培準備中に暑さ対策
で使用することもある。

トマト以外でも太陽の日差しから温室設備を守ることも可能だ、とくに合成樹脂は光と熱で
劣化するため少しでも抑えることが出来る。

トマト栽培にとって良い生育環境を作るためにもなにかとカーテンの役割はとても重要だ。

今後もさらにいい活用方法を探し出してみたい。
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プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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