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2021年3月のトマト生育状況 61週目(苗移植から425日経過) トマトの生育|温室内栽培環境|トマト収穫量

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2021年4月3日13:58分 トマトの生育 品種「風林火山セブン」

こんにちは温室トマト管理人です。この記事では2021年3月のトマト生育状況について書いています。3月下旬で61週目に入ったトマトの生育状況、初春の温室環境、寒冷期に生育していたトマト果実の収穫量についての記事となります。







トマト生育状況61週目(苗移植から425日経過)


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※2021年4月3日13:57分 補植したトマトの生育状況

トマトの苗移植から61週目(苗移植から425日経過)

トマトの品種   「りんか409」 サカタのタネ

草丈       約8m64.7cm

週間伸長量    平均11cm

茎径       平均10mm(生長点花芽付近)

葉の長さ     平均30cm(生長点付近)

本葉の総枚数   平均112枚

現在の本葉枚数  平均13.5枚

花芽段数     平均37.2段目

生長点から花芽までの長さ  平均5.2cm

果実の総着果個数  平均103.5果

現在の着果数    平均10.2果

トマトの着果段数  平均4.2段










20210403_141236.jpg※2021年4月3日13:59分 トマト 生長点付近



トマト栽培を開始してから61週目(苗移植から425日経過)1年とひと月が経過しました、3月に入りここにきてトマトの生育状態は回復してきています。草丈は約8m64.7cmに成長、週間伸長量は平均11cmとあまり伸びてはいませんが、茎径が平均10mmとここ数週間生育が安定しています。寒冷期の生育と見た目で比較してもかなり状態は良いと感じられます。










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※2021年4月3日13:55分 37.2段目のトマトの花芽 



生育状態が回復してきている要因として3月に入り気温と日射量が上昇しているのもありますが、それよりも現在収穫中の31段目から33段目のトマト着果量が極端に少なかったことが生育の回復につながっていると考えられます。果実の着果負荷が減少していたことでトマトの樹の生育に栄養が分配されたのではないかと・・・。










草丈・伸長量・茎径比較グラフ
2021 3月 生育
※赤色の線で囲った部分が3月の伸長量になります。
※青色の線が草丈、緑色の線が伸長量、赤色の線が茎径になります。










3月の温室内トマト栽培環境


温室内温度変化グラフ
2021 3月 温度変化
※赤色の線で囲っている部分が3月の温室内温度変化グラフになります。
※黄色の線が日中温度、茶色の線が夜間温度、黄緑色の線が最高温度、紫色の線が最低温度、水色の線が平均温度になります。



3月に入っても気温の上昇傾向は続いています、夜間温度と最低温度が10℃を下回ることがほとんど無くなってきているのが要因として考えられます。
日中温度と最高温度は2月と比較すると3月は少しだけ低く推移しています。これは日中の温室内温度を25℃付近で管理するために制御設定を23℃で換気を開始するように変更したためです。変更前の設定値27℃では温室内温度が25℃を越えて高温なってしまうので、換気開始温度を目標値より少し低めの23℃で開始するように設定し温室内温度が25℃付近で推移するようしています。










温室内平均温度と積算温度グラフ
2021 3月 平均温度
※赤色の線で囲んでいる部分が、3月の温室内平均温度・積算温度グラフになります。
※黄緑色の線が平均温度、赤色の線が積算温度になります。
※積算温度は平均温度を日数分足していった数値グラフになります。










3月のトマト果実収穫量


2021 3月 出荷量
※赤く囲っている部分が3月のトマト出荷量になります。
※緑色の線が日別のトマト出荷量、赤色の線がトマト総出荷量合計になります。



3月のトマト出荷量は今シーズンでもっとも落ち込みました、とにかく収穫できるトマトが無いため3月中旬よりトマトの出荷を停止している状態です。収穫予定果房の31段~33段目は着果数が少なく灰色カビ病と低温障害と考えられる果実の肥大不良で出荷可能な果実が確保できない状況となっています。今後、34段目の収穫時期に入れば収穫量も回復する予定となりますがかなり厳しい状況が続きそうです。収穫している果実のサイズはSサイズが多く小玉中心です、ゴーストスポット(灰色カビ病)のある果実も多く出荷には不向きとなっています。










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※2021年4月3日13:56 肥大不良のトマト果実

気温の低下した冬の時期に加温をしなかった影響が果実の生育不良を引き起こし灰色カビ病の蔓延につながりました・・・かなり厳しい結果となっています。










まとめ


3月のトマト生育状況は12月から2月までの寒冷期を過ぎたことで徐々に生育状態は回復してきています。ただ肝心のトマト収穫量は果実の生育時期に低温管理の影響を受けていたため大幅な減収になってしまいました。

これから今シーズンのトマト栽培も2度目の春を迎えることになりいよいよ生育終盤に入ります。また次回、生育状況について記事にしたいと思います。





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Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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