ホーム桃太郎の生育経過 経過日数とトマトの生育状況(温室トマトVer.)
- 2020/09/12
- 19:17
こんにちは、温室トマト管理人です。温室で栽培している「ホーム桃太郎EX」、久しぶりに栽培する桃太郎シリーズになりますが今のところ順調に成長しています、家庭菜園向けの品種のようですが養液栽培でも特に問題なさそうです。そこで今回の記事ではホーム桃太郎EXの生育経過を見て行こうと思います。
種まきから11日経過しホーム桃太郎EX
ホーム桃太郎EXの種まきは2020年6月28日と7月12日の2回に分けて種まきをしていますが今回の画像の苗は7月12日に種まきをしたトマトの芽になります。種まきをしてから11日経過した状態、子葉がまず展葉し次に本葉が生育し始めているのが確認できます。
種まきから13日経過しポットに移植した状態
種まきから13日経過したトマトの苗の状態。定植用ポットに植替えをしています、子葉と本葉が少し生育した時期に植え替えました。定植用ポットにはロックウール培地を使用しています。植替えのタイミングとしては種まき用培地の底面に根の生育を確認したら定植用ポットに植え替えるようにしています。
種まきから32日経過した苗の状態
6月28日に種まきをしていたホーム桃太郎EXの32日経過した苗の状態。トマトの苗らしくなってきました、本葉7枚目まで生育しています。まだ花芽の生育は見た目では確認できていませんが花芽分化は始まっていると思います、茎径は細めで平均8mmくらいです。
一段目の花芽を確認できたのは種まきから37日経過した頃になります。
種まきをしてから37日経過した頃の定植用ポット下部の根の状態。白い健康的な根が生育しています、まだ根の病気など発病は見られません。
種まきから46日経過したトマトの樹
6月28日に種まきをしたトマトの46日経過した頃の状態。1段目の花芽が開花を始めています、8月中旬の高温時期になりますが生育状態は強めです。
本葉12枚目で花芽がつきました、やはり夏の時期は花芽の位置が高くなってしまいますね。冬の時期のように8枚目で花芽をつけることは難しいです。花芽の分化には温度と光が関係していると言われていますが、温度が高いほど花芽の下葉は多くなりがちです。
1段目の花芽開花に合わせて定植用ポットを栽培用ベットに定植しました。トマトの樹の生育は強めでしたが例年の定植時期に合わせておきました。
種まきから74日経過した現在の状態
まずは6月28日に種まきをしたホーム桃太郎EXの74日経過した現在の状態です。樹勢は強めで草丈は約160cmに生育して本葉は25枚目が展開しています。
※第1果房の状態。
花芽の段数は5段目が開花しているところになります。上の画像は第1果房の状態、そこそこ大きく肥大していますが収穫まではまだもう少し日数が必要ですね。8月13日ごろに植物調整剤(トマトトーン)による着果処理をしているので収穫予定時期は最短で40日経過の9月下旬、最長で60日経過の10月中旬ごろとなりそうです。
根の生育状態は良好そうに見えますトマトの生育時期が高温期にかかわらず良くここまで生育してくれたものです。ここから第1花房の収穫が始まるまでの根の生育はとても重要となりもっとも生育管理が難しい時期だと思います。
※7月12日に種まきをしたホーム桃太郎EXの60日経過した状態。
こちらは7月12日に種まきをしたホーム桃太郎EXの樹の状態。60日経過して草丈は約140cm、本葉の枚数は17枚目、花芽の段数は2~3段目が生育しています。
第1花房の花芽の着果状態、着果処理には植物成長調整剤(トマトトーン)を使用しています。着果状態は比較的良好です。第1花房の収穫予定時期は最短で10月中旬、最長で10月下旬から11月上旬を予定しています。
以上で今回のホーム桃太郎EXの生育経過記事は以上となります、家庭菜園での栽培が人気のトマトのようですが今のところ問題なく成育を続けています。久しぶりの桃太郎シリーズのトマトなので今後も順調に生育を続けてほしいですね。それでは・・また機会があれば生育状況を記事にしたいと思います。