ホーム桃太郎EXの種まき 種まき時期|播種用培土|種が発芽するまで
- 2020/07/18
- 20:12
こんにちは、温室トマト管理人です。この記事では補植用トマト苗の種まきについて書いていきます。前回は「麗夏」の種まきをしましたが今回はトマトの品種を変えてみました、「ホーム桃太郎EX」の種まきをします。
今回の品種「ホーム桃太郎EX」
「ホーム桃太郎EX」 タキイ種苗株式会社
果実の特徴 完熟トマト 平均果重210g
耐病性 複合耐病虫性 Tm-2aトマトモザイクウイルス 青枯病 葉かび病 萎凋病レース1 半身萎凋病 サツマイモネコブ線虫
生育特性 着果は良い 草勢は中強で栽培後半までスタミナがあるようです。
※今回購入した種の袋には30粒の種が入っています、発芽率は85%以上のようです。
30粒で85%以上の発芽率となると約25.5粒以上の種が発芽する事になりますね。
※種の大きさは横が2mm、縦が3mmくらいになります。
種まきの時期
今回、種まきをした時期は2020年6月28日雨季の最中になります。ホーム桃太郎EXの種まき時期は温暖な地域で3月上旬から下旬、寒冷地では3月下旬から5月下旬ごろが適しているようですが今回は少し遅く種まきをする事になります。
トマトの収穫予定時期
6月下旬に種まきした場合、トマトの収穫時期は9月中旬から下旬になると予想されます。通常の3月上旬から5月下旬ごろの種まきでは6月下旬ごろから収穫が始まり収穫期間は10月上旬ごろまでの約4ヶ月間、加温が必要になる前に栽培を終了する作型になりますが、今回の種まき時期では収穫期間は短くなりそうですね。
播種用培土の準備
「やさい/はな マット ブロック」 日本ロックウール株式会社製
寸法 30mm 厚さ 30mm × 30mm
今回も種まきに使用する播種用培土は土では無くロックウール培地を使用します。トマトの種まきにはいつも使っている培地になります。
ロックウール培地は種まきに使用する前にしっかりと全体を水分に湿らせてから使用します。
「ホーム桃太郎EX」の種まき
※種の外袋の中にはさらに袋でラッピングされた状態でトマトの種が入っています。
※購入したホーム桃太郎EXの種は30粒入りでした、間違いなく30粒以上は入っています。今回は3袋購入したので合計で103粒の種が入っていました、発芽率は85%以上と記載されているので約76.5粒以上は発芽する予定になります。
トマトの種まきには今回も「爪楊枝」を使用します。この爪楊枝がかなり便利でこれ以上の種まきに使用する道具は今のところ存在しないんじゃないかと考えられるほどです。はじめに考え付いた方は天才だと思います。
爪楊枝の「こけし」部分を少し水で湿らせトマトの種に軽くあてると種がくっ付きます。種は乾いた状態だと簡単にくっつきますが湿った状態だとコツが必要です。
爪楊枝にくっつけたトマトの種をロックウール培地の植穴に播種します。種をまく深さは約5mmと少しと言ったところでしょうか、あまり深くまかないように注意します。
種まきをした後は植穴を軽く塞いでおきます、発芽した時に種の殻がうまく取れてくれるようにするためですがあまり強く塞いでしまうと発芽しても芽が地上に出てこない事があるので注意するポイントです。
種まきをしたロックウール培地は表面が乾かないように湿らせた新聞紙などで覆っておき、トマトの種が発芽するまでは培地を乾燥させないように栽培管理をします。
種まきから発芽まで
※6月28日に種まきをしてから5日経過した状態、子葉が展開しています。まだまだこれから芽を出すところです。
※種まきから8日経過した状態、ほぼ発芽した状態だと思います。種まきをした種の数は103粒、無事発芽して芽を出した種の数は97本、発芽率は約94%になります。
今回の記事は以上となります、今後のホーム桃太郎EXの生育状態についてはまた記事にしたいと思います。
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