トマト「麗夏」の栽培 発芽から第1花房開花までの生育状況
- 2020/07/11
- 22:13
こんにちは、温室トマト管理人です。今回は、種まきをしていたトマト「麗夏」の生育状況の記事になります。
「麗夏」の生育状況
トマトの品種 「麗夏」 サカタのタネ
2020年5月3日に種まきをしてから10週目 68日経過
草丈 約1m40cm
葉の大きさ 平均50cm
葉の枚数 平均15枚
花芽の段数 1段目開花
第1花房開花までの生育
※5月3日に種まきをしてから9日経過した状態、子葉が2枚展開しています。
※種まきをしてから15日経過した状態、子葉に続いて本葉が2枚生育をはじめています。
※種まきをしてから第1花房が開花したのは約60日経過した9週目頃でした。
※第1花房の状態、主茎から花の開花位置までの長さは約10cm。花数は2つ平均、かなり栄養成長よりの生育状態です。
成長点付近の生育状況
※「麗夏」10週目の生長点付近。第2花房が開花を始めていますその次の第3花房の成長も確認できます。
※第1花房付近の茎径サイズは平均15mm、かなり強めの生育をしています。
※草丈は約1m40cm位に生育しています。
定植時期と根の状態
※「麗夏」の苗を定植した時期は第1花房が開花した頃の60日経過した9週目です。定植をした培地はロックウール培地(日本ロックウール株式会社製)になります。
※定植する直前の根の生育状態、白く健康そうな主根と細根がびっしりと苗移植用培地の底に生育しています。根の病気(根腐疫病など)が発生していると茶色く変色している部分がありますが今のところ見られません。
※苗の定植後数日経過した(3~4日)根の生育状態、培地の側面に向かって根が伸びているのが確認できます。培地接地面の下側は確認できませんが根は生育していると考えられます。
病気などの発生状況
※本葉3枚目付近でうどんこ病の発生を確認しています。現在の栽培時期は雨季になり雨と曇りがちな天気が続く日もあれば良く晴れた日が続くこともあります、それが病気の発生要因になっているのかもしれません。
※りんか409の栽培で良く見られる葉の「水泡症」、麗夏でも少し確認しました。症状が見られたのは本葉3~4枚目です。品種による発生に差は無いようです、栽培管理に何か原因がありそうです。
※異常茎が少し見られます、生育が強めなのと温室内生育環境が6月~7月と高温環境となっているのが発生要因になっていると考えられます。