記事一覧

トマトの生育調査 4月の生育状態̩̩|苗移植後10週目、葉と茎・根・トマトの果実|

こんにちは、温室トマト管理人です。今回の記事では4月に入り苗移植後10週目になったトマトの生育調査から樹の状態を見ていきます、はたしてトマトの収穫開始予定日はいつ頃になるのでしょうか・・・。






トマトの生育調査


20200408_211837.jpg

苗移植後9週目(種まきから88日、13週目)

品種  りんか409 (サカタのタネ)

草丈  約1m23cm (一週間の生長量 平均16.4cm)

茎径  平均15.8mm  (生長点に近い花芽の少し上で計測)

葉の長さ  平均41.6cm

葉の枚数  平均19.2枚 (本葉の枚数)

花芽段数  4.2段目










葉と茎の状態


20200408_211746.jpg

トマトの葉の状態

花芽段数6段に対して本葉の枚数 平均14枚

果実の個数平均13個に対して  平均14枚

葉の長さ(cm)
下葉から上部の葉 47・43・40・50・54・50・50・50・48・53・50・40・30・20 cm

平均44.6cm

葉の厚み  厚め



まずは葉の状態。本葉一枚の大きさはかなり大きく50cm近くまで成長している葉も多くあります。葉色は非常によく栄養素の欠乏症を起こしているようには見えませんが、葉がかなり込み合っているため光に当たらない下側の葉は色素が落ちて黄色くなっている部分が少しあります。トマトの生育全体としてかなり繁茂になっています。










20200408_211819.jpg

2月から3月の気候は日中温度が高く湿度が非常に低い日が続くことが何週かありました、そのため温室内ではトマトの葉に「うどんこ病」が発生している区画が見られます。うどんこ病の発生はトマト下部の葉で多く、温室内でも平均温度が高く乾燥し空気の流れがあまり良くない区画で多く発生しています。今のところ大規模に広がる心配は無さそうですが経過を注視していきたいです。











20200410_202924.jpg

トマトの茎径

開花段数 6段目

果実着果数 平均13個

茎径計測部分 生長点からもっとも近い開花している花芽から少し上の部分

茎径  約15.6mm~18.7mm 



次は茎の状態。生育調査からも分かりますがかなり茎は太く栄養成長に偏った生育をしています。花芽の段数も6段目が生育していますが茎径はあまり変化していません。あまりにも栄養成長に偏りすぎているので今後の生育が心配ではあります。










根の状態


20200410_203003.jpg


トマトの根の状態。まずは栽培培地内の水分状態・EC濃度・温度の記録から、



栽培培地の種類 ロックウール培地(日本ロックウール株式会社製)

栽培培地内水分状態 一週間の日中平均値 平均80.5%

栽培培地内のEC濃度  2.5mS/cm 

栽培培地内温度 日中平均温度  平均21℃



栽培培地内のトマトの根の状態。根の生育は良さそうに見えますが・・・これから収穫が始まる少し前までは根腐疫病が発病しないか非常に心配です、今後の根の状態を注視していきたいです。










トマトの果実・収穫開始予定日


20200410_202938.jpg

トマトの果実生育状況。第1花房開花後約33日経過(5週目)

第一花房開花時期  2月下旬~3月上旬、苗移植後約28日ごろ(5週目)

第一花房着果時期  苗移植後約28日ごろ(開花後振動受粉処理)

総花芽段数   6段目

総着果数   平均11果



トマトの果実の生育状況は、苗移植後9週目に入り花芽の段数は6段目に入っています。第一花房は開花後着果をしてから約33日経過しかなり肥大しています、第二花房・第三花房もそれに続いて生育しています。

第二花房と第三花房は受粉はしたものの果実が肥大せず生育がストップしている花芽が見られます、要因としてはトマトの樹が栄養成長気味のため花芽・果実の生育に影響が出ていると考えられます。

次に、トマト収穫開始予定日を予想してみます。果実の成長期間は約2ヶ月、季節と平均温度により変動しますが日数で約40日~70日と言われています。積算温度では開花から約900℃が必要と言われ、この積算温度も温度変化の高低差・一日の平均温度でかなり開きが出てきますが、とりあえず予想してみます。



トマトの果実収穫開始予定日 計算基準日 3月3日

最短40日とした場合 4月13日

最長75日とした場合 5月17日

積算温度での収穫予定日予想 ※以前のように一日の平均温度記録から計算したいのですが、今現在平均温度の記録を取ることが出来なくなっているため今回は計算予想が出来ませんでした。今後は何か方法を考えたいです。










まとめ


以上で今回のトマト生育調査の記事となります。トマトの生育状態はかなり強めです今後の栽培管理のポイントはトマトの収穫開始、根腐疫病の発病時期、と収穫開始後の生育が重要となります。




関連記事

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサードリンク

プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



詳しくはカテゴリからプロフィールをご確認ください。

プライバシーポリシー