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2月上旬トマト苗の移植 苗移植用ロックウールポットとトマト苗の冬越し移植

こんにちは、温室トマト管理人です。今回の記事は2月上旬に行ったトマトの苗移植作業についての内容となります。事前に準備しておいた苗移植用ロックウールポット、今回購入したトマトの苗の品種と入荷した時の状態、苗移植作業など順に紹介していきます。





苗移植用ロックウールポット


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苗移植用ロックウールポットは前回の記事で紹介した日本ロックウール株式会社製「植物栽培用ロックウール やさいはポット」になります。


植物栽培用ロックウールは苗を移植する前に養液に満たして全体が水分を含んだ状態にしてから使用します。これがかなり大事なことで少しでも乾燥している状態だとロックウール本来の特性が活かすことが出来ません。ロックウールポットの場合、全体が水分を含んでいることで植物の根が成長できる領域が増え育苗期間の生育に影響を与えます。

ロックウールポットの水分管理についてはまだまだ勉強不足のところが多々ありますのでまた別の機会で・・・。










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温室トマトではロックウールポットを使用する前にボックス型の大型コンテナに養液を溜めそこにロックウールポットをどぶづけにしてポットに水分を含ませます。たっぷりと水分を含ませたポットは栽培培地の上に置きかん水用のチューブを取り付けておきます。










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これがロックウールポットを栽培培地の上に置きかん水チューブを取り付けた状態。かん水チューブをポットに取り付ける際には病気の予防と殺菌のためにも消毒液に漬けてからポットに取り付けます。

今回使用するロックウールポットが含むことが出来る水分量

ポットサイズ  たて10cm × よこ10cm × 高さ7.5cm

水を含んだ状態  約700g










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※苗植穴径30mm










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※苗植穴深さ約34mm

今回使用するロックウールポットの植穴は径30mm、深さは約35mmになります。苗を育苗しているセルトレイのサイズとほぼ同じくらいです。











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※ロックウールポットの縦と横の長さは10cm










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※ロックウールポットの高さは7.5cm










トマト苗の生育状態


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2月上旬に入荷したトマト苗の状態です、今シーズン2度目の植替えには購入苗を使用しました。購入した苗の品種は大玉品種「りんか409」と「風林火山セブン」、中玉品種の「フルティカ」。入荷した苗の状態はかなり良いものでした。










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トマトの苗は128穴のセルトレイで育苗したプラグ苗でした。播種用の培養土をセルトレイに敷き詰め一粒一粒種を撒いて育苗しているのでしょうか?ほぼすべてのプラグ穴できれいに発芽していました。

今回移植するトマト苗は実生苗になります、接ぎ木苗の選択肢もありましたが根腐疫病に耐病性がある台木は今のところ製品として見つからなかったのと価格と入荷時期を考慮して通常の苗を購入しました。










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発芽した地際から子葉(ふたば)までの長さは比較的長めだと感じました。セルプラグの間隔が狭いことから苗が成長する際に競合が起きているのだと考えられます。










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プラグ苗の根の状態、培養土を包むような感じで根が張っている感じです。苗を移植するときの根は少なすぎても多すぎても良くないと言われています、この根の状態が良いものなのか良くないのか管理人にはまだ判断が出来かねます。











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トマト苗地上部の生育状態は子葉(ふたば)と本葉3枚目が生育し始めているところです。入荷したばかりの苗の茎と葉の裏側は紫色で覆われていました、アントシアニンという成分だと思われます。



苗半作と言われている野菜作り、今シーズン2度目のトマト栽培はもうすでに結果が出ているのかもしれませんね。











トマト苗の移植


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トマト苗の移植作業は苗が入荷してすぐに開始しました。事前に準備しておいた移植用のロックウールポットにトマト苗を移植していきます。

プラグ苗はポットの移植穴に丁度いいサイズで苗を差し込むだけで移植は完了します。トマト苗をセルトレイから抜き取る際には無理に引っ張ると根が切れてしまうので少し慣れが必要です。苗の移植で根を傷めないようにすることが大事です。











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トマト苗を移植した日は2月上旬とは思えないほど良く晴れた日で、トマト苗を箱から出した状態で放置しておくとすぐに培地内の水分を吸収してしまい乾燥し萎れてしまうほどでした。そのため移植する直前までは梱包の箱に入った状態で取扱いなるべく乾燥しないように移植作業を進めました。










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移植した直後のトマト苗、地際から成長点までの長さは約12cm。子葉(ふたば)までの長さは約8cmです。










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子葉(ふたば)から生長点付近までの長さ約5cm。茎径は約2mmくらいです。











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一枚目の本葉の長さは約7cm、本葉は3枚目が生育を開始しています。











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生長点付近での花芽の生育はまだ目視では確認できませんがおそらく花芽の分化は始まっていると考えられます。










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トマト苗の移植が完了した状態、移植作業は約10時間ほどで完了しました。

温室トマトでは苗の移植直後すぐにかん水をしないようにしています、植え痛みなどが心配なので根が活着するのを確認してからにしています。










まとめ


2月上旬にトマトの苗を移植するのは初めての事でしたが無事作業は完了しました。今後は苗移植後の生育が順調に進み本格的な栽培管理が始まる予定です。そして今シーズン2度目のトマト栽培も約3か月後収穫開始直前の根腐疫病発病リスクをいかに抑えるかがポイントになります。



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Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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