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トマトの種まき 発芽してから苗移植までの生育

こんにちは、温室トマト管理人です。
今回はトマトの種まきから発芽してトマトの苗を移植するまでの生育状況を記録した記事となります。





今回、種まきをしたトマトの品種

温室トマトで今シーズン栽培するトマトの品種をまず紹介します・・・。





「りんか409」   サカタのタネ 

栽培するトマトのほとんどを占めるのが「りんか409」となります。種をまく数量は約27,000粒、収穫期間中安定した収穫量が見込め果実の大きさ秀品率とも問題ありません。栽培管理面では節間が短い生育なため巻き付け作業(誘引作業)とつる下ろし作業の軽減が少し計れます。








「風林火山セブン」  ナント種苗株式会社

栽培する本数はりんか409に比べると少ないですがその目的は「黄化葉巻病(TYLCV)」対策になります。種まきの数量は約2,000粒、非常に優れた黄化葉巻病(TYLCV)耐病性を持っていますが生育はとても早く巻き付け作業とつる下ろし作業はかなり多めになります。









「フルティカ」    タキイ種苗株式会社

直売所向けに少量の栽培をしています。種をまく数量は約300粒、直売所などでのお客様の評判は上々、生育は比較的早く巻き付け作業とつる下ろし作業はりんか409と比較すると多め。中玉トマトになるため収穫の際に大玉トマトと比べると少し手間暇がかかってしまいます。










発芽からトマト苗移植までの生育

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トマトの種を播種してから発芽し苗を移植するまでの経過を見ていきます。トマトの種を播種したのが7月16日、播種に使用した農業資材はカルチャーマット(日本ロックウール株式会社製)一枚のマットで300粒の種を撒くことが出来ます。種を撒いた後は播種用穴を塞ぐためにバーミキュライトを薄く振り穴を塞いでおきます。トマトの播種が完了した播種用マットは新聞紙で覆い発芽するまでは表面が乾かないよう常に水分で湿らせた状態で管理します。








種まきから2日目  7月18日
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天気    曇り時々雨 


日中温室内最高温度    30.7℃


夜間温室内温度      24.2℃


種まきから2日目の状態ですがまだ地上部に芽を出していいるトマトは見られません。播種用マットを設置している場所は温室内の一部スペースになるため発芽に必要な温度は十分満たしていると考えられます。









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播種用マット内部ではトマトの種は発芽して根の伸長が始まっています。








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この日の夕方頃には地上部に芽を出しているトマトがいくつか見られました。この段階で播種用マットを覆っていた新聞紙はすべて取り除いておきました。








種まきから3日目  7月19日
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天気    曇り・雨

日中温室内最高温度    29.6℃

夜間温室内温度      24.0℃

種まきから3日目の発芽状況、ほとんどのトマトの芽が地上部に出てきました。種子の殻をかぶっている状態の芽も少なく発芽は上々です。








種まきから4日目  7月20日
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天気    曇り・雨

日中温室内最高温度    31.2℃

夜間温室内温度      24.9℃


種まきから4日目、ほぼ播種用マットすべてのトマトの芽が出そろった感じになりました。前日と比べるとトマトの子葉が大きく開いています。








種まきから5日目  7月21日
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天気    曇り・雨

日中温室内最高温度    記録無し

夜間温室内温度      記録無し

種まきから5日目、順調に生育しているように見えます。ここまで天気はあまり良くない日が続いています。








種まきから6日目  7月22日
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天気    曇り・雨

日中温室内最高温度    30.7℃

夜間温室内温度      24.4℃

種まきから6日目、子葉の間から本葉が生長しているのが少し確認できました。








種まきから7日目  7月23日
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天気    曇り・はれ

日中温室内最高温度     32.4℃

夜間温室内温度       23.2℃

種まきから7日目、本葉が生長しているのがはっきりと確認できるくらいになりました。この日からようやく天気も晴れ間が見られるようになってきました。 









種まきから9日目  7月25日
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天気     はれ

日中温室内最高温度     40.7℃

夜間温室内温度       23.7℃

種まきから9日目、本葉の生育も順調に進んでいます。








種まきから10日目  7月26日 トマト苗移植当日
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天気     はれ

日中温室内最高温度     37.5℃

夜間温室内温度       25.0℃

種まきから10日目、トマト苗移植当日朝の状態です。トマトの芽全体として少し茎が長めに仕上がりました、曇りと雨の日が多く育苗環境も温度が高い日が続いていたのが要因かもしれません。









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トマト苗移植当日の根の生長状態。主根と思われる根が播種用マットを敷いている苗箱の下側から伸びているのが確認できます。白く健康そうな根が生育し変色しているような根は確認できないので土壌病害の感染は今のところ心配なさそうです。










トマト苗移植準備

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トマトの苗を移植する前に移植用のロックウールキューブ(ポット)を準備しておく必要があります。直接栽培ベットに移植する事も出来ますが温室トマトではまずロックウールキューブに移植するようにしています。

トマト苗移植予定日の1~2日前に準備するようにしています








トマト苗移植に使用するロックウールキューブ
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「 Pc ブロック 」  Cultilene社

キューブサイズ  10cm × 10cm × 65mm

キューブ苗移植穴径  27/35

苗の移植に使用するロックウールキューブはCultilene社製、ここ数年はこのロックウールキューブを使用しています。使用する前に養液に浸し湿らせた状態にしますがブロック全体がほぼ均一に水分を含みブロックの品質はとても優れていると感じます。








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養液に浸したロックウールキューブ設置後はかん水用プラグを取り付けて必要であればかん水をしてキューブを湿らせておきます。それとトマト苗移植時に取り付け忘れを防ぐためにもあらかじめ先に取り付けるようにしています。










トマトの苗移植

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種まきから10日目、トマトの苗をロックウールキューブ(ポット)に移植を行いました。苗は少し茎が長めの生育でしたが植え付けには特に支障は無く作業は終了、移植本数も余裕をみて種まきをしているのと発芽率も良いので(特にりんか409)苗移植には十分な本数でした。










まとめ

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トマトの苗移植が完了しこれから本格的にトマトの栽培管理が始まります。今シーズンは7月中旬からスタートしたので栽培初期の生育期間は夏から初秋にかけて暑い時期を過ごすため栽培管理が難しい期間となります。出来る限り良好なトマトの生育になるようにしたいところです。




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プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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