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温室トマト栽培 トマト栽培終了までの栽培管理

こんにちは、温室トマト管理人です。
今シーズンのトマト栽培は6月下旬で終了予定となりました。今は残りのトマト収穫に追われている日々ですが、栽培終了後の片付け作業に向けての準備も進めています。

今回のテーマは、トマト栽培終了までの栽培管理について記事にしたいと思います。




栽培終了に向けて葉の枚数調整

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まず栽培終了に向けての準備として葉の枚数調整を進めていきます。方法としては残っているトマト果実の生育に必要と考えられる葉の枚数だけを残して、余分な葉は取り除いてしまいます。






葉の枚数調整を行う理由

トマトの栽培終了後には温室外にトマトの樹を撤去します、その際に少しでも作業負担を減らすために残す葉を調整して撤去作業をスムーズに行うためです。残してある葉の枚数で撤去作業に必要な労力はかなり変わってきます、そのための葉の枚数調整となります。





葉の調整枚数

実際に残す葉の枚数は残りの花房の段数に約3枚の葉を掛けた枚数を残すようにしています。平均12枚くらいになりますが、通常の17~20枚残している状態と比べると見た目かなり少なく感じられます。






残しておく葉の枚数の注意点

葉の枚数調整の注意点として、あまりにも残しておく葉の枚数が少なくならないようにすることです。かん水量の調整で後述しますが、栽培終了前に行うかん水の完全停止後に栽培ベット内に残っている水分を吸い上げ蒸散させるためにある程度の葉の枚数は必要となるためです。










トマトの樹の高さ調整

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トマトの樹はワイヤーから吊るして栽培していますが、栽培期間中の高さ調整ではトマトの樹の撤去の際に作業がしづらいです。そこで撤去作業がしやすい高さに調整をしておきます。






最適なトマトの樹の高さ

撤去作業時のトマトの樹の最適な高さは残っているトマトの果房に余裕で手が届く高さとなります。栽培終了後にはまず残っているトマトの果実は取り除きます、その際に作業がしやすい高さに調整しておけば無理なく作業が行えます。






トマトの摘芯後も草丈は生育

摘芯作業後は茎を生長させて巻き付けて伸ばす栽培管理はしないのですが、不思議とトマトの樹の高さは高くなってしまいます。そのままにしておくと収穫作業時にトマトが取り辛くなるため必然的に高さを調整するようになってしまいます。










かん水量の調整

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栽培終了に向けての大事な栽培管理としてかん水量の調整があります、その目的と方法について説明します。






目的は栽培終了後、栽培ベット撤去時の労力軽減

かん水量を調整していく大事な目的は栽培終了後の栽培ベット撤去の際に労力を軽減するのが目的となります。栽培ベットは水を含んだ状態だと非常に重く、運び出すのに手間と労力が掛かり負担となります。そこでトマト栽培終了時には栽培ベット内の水分をほぼほぼ0になるようにかん水調整を行います。






栽培ベットの水分調整にはトマトの葉を利用する

栽培ベットの水分調整にはかん水量はもちろんですが、トマトの葉を利用します。かん水量に対してトマトの葉の蒸散量が多いと栽培ベット内の水分量は減少していきます、これをうまく調整して栽培ベット内の水分量をコントロールしていきます。






葉の枚数に合わせてかん水量を減らして行く

まず栽培終了予定時期をあらかじめ設定し、その時期に合わせてかん水量を調整していきます。その際にはトマトの樹に残っている葉の枚数に合わせてかん水量を調整します。かん水量が多すぎるとトマトの果実が裂果してしまう事があるのと栽培ベットが乾きにくく、逆にかん水量が少なすぎるとトマトの樹の水分が不足してしまい栽培終了予定時期まで生育できません。
栽培ベット内の水分状態とトマトの樹を確認しながらかん水調整をしていきます。






栽培終了前にはかん水を完全停止

栽培終了前、明確な日数は気象条件と栽培ベット内の残りの水分状態によるのではっきりとは出来ませんが、かん水を完全に停止させ栽培ベット内の水分量をほぼほぼ0にします。











まとめ

トマト栽培終了までの栽培管理の目的は栽培終了後に始まる撤去作業を効率よく進められるようにするのが主な目的となります。今シーズンは葉の枚数調整とトマトの樹の高さ調整作業が少し残っている状態となっています、なるべく早めに管理作業を終了し撤去作業に備えたいところです。





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プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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