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6月のトマト栽培状況 栽培開始から23週目の生育状況

こんにちは、温室トマト管理人です。

今回の記事は6月のトマト栽培状況になります、早いもので今シーズンも残すところあと少しとなりました。栽培開始から23週目のトマト生育状態と栽培管理の状況についてお伝えします。




トマトの生育状態 23週目

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栽培しているメインの品種 「りんか409」 サカタのタネ

平均伸長量    約4㎡85cm 

週間伸長量    約12.5cm

茎径平均     約10.8mm

総葉数      約66.4枚

葉の大きさ    平均40cm (生長点より約30cm下の葉)

現在の葉の枚数  平均20.8枚

花芽の段数    平均20段

総着果数     約72個

現在の着果数   約21.2個


トマトの播種をしてから23週目の生育調査の記録になります。今シーズンは10月スタートのため例年の7月スタートに比べると栽培期間が短い分、伸長量は少なめになっています。もっとも差が大きく出ているのが花芽の段数で今シーズンは約20段で栽培終了となります、例年であれば約28段~30段の花芽が生育しますが栽培期間が短いためかなりの差となりました。

6月に入ってからの週間伸長量は初春ほど茎の伸びは無くかなり衰えが見られ、それに合わせて生長点付近の茎径も細くなりスタミナが切れて来たように感じられました。トマトの栽培管理で遅れが出てしまい適正な着果数を維持させることが出来なかったのも後半の生長量の衰えにつながったのがあると思いますが・・・。




    
次にそれぞれのトマトの部位ごと生長状態を見ていきます。








トマトの生長点

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まずはトマトの生長点の生育状態について。前回の記事で栄養素の欠乏症と見られる症状が発生していることを記事にしました。


欠乏症の症状は栽培している温室内のトマト全体には発生しませんでしたが生長点の生育には少なからず影響はあったと思います。





生長点の週間伸長量

生長点の生育は週間伸長量が約12.5cm、もっとも良く伸長していた初春の4月ごろと比較すると半分くらいに伸長量は落ちてきています。着果しているトマトの個数が多めなのと、葉の枚数が少し多いのが要因かもしれません。

現在は6月中旬ごろに生長点の摘芯作業が完了しているためこれ以上は生育する事はありません。





生長点の茎径

生長点の花芽付近の茎径は10.8mm、見た目細くなっています。茎径もトマトが着果している個数が多いため生育の負担になっていると考えられます。
6月中旬現在は摘芯作業が完了しているため、今後は茎径が太くなってくることが予想されます。





生長点付近の花芽

花芽は約21.2段目の花芽が生長しており、生育の良好な樹で22段目が開花。花落ちなどで開花しない花芽は少なくほぼ着果して生育しています。

摘芯作業終了後は新しく花芽が生育する事は無いため、今シーズンは約21.2段の花芽の段数で終了となりました。










トマトの葉

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栽培開始から6月上旬までに成長したトマトの本葉の枚数は約66.4枚、23週目時点でトマトの樹に残している本葉の枚数は20.8枚になっています。





トマト本葉の状態

生長点付近のトマトの葉の大きさは約40cmくらい、下段の葉はさらに大きく45~55cm。葉の状態は良好そうで栄養素の欠乏症は見られません。





サビダニの被害

温室内の数カ所のエリヤでサビダニによる被害により枯れてしまっている葉が多めです。サビダニの発生密度の多い場所では特に被害が深刻になってしまっています。対策を怠ってしまったのが大きな原因です。










トマトの果実

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栽培スタートから23週目で花芽の開花段数は平均20段目、トマトの総着果数は約72個。23週目時点でトマトの樹に着果している果実数は約21.2個になります。






摘芯後に残っている果実数

6月に入り摘芯作業は終了しているため現状トマトの樹に残っている果実の段数は約3段、16段目~18段目の花房になります。残っているトマトの果実は約21.2個になり、あと4~5週間程度で収穫は終了すると思われます。





果実の出荷サイズ

終盤に向かっての収穫予定果実のサイズはMサイズが特に多く、Lサイズのトマト果実は少なくSサイズの果実も少なめです。市場の取引サイズはLサイズの取引が比較的強めですが残念ながら数量を確保するのは難しくなっています。






トマトが色づくスピード

6月も良く晴れた気温の高い日が多いため、トマトの色づくスピードも速く連日収穫と選果・出荷調整に追われる日々が続いています。トマトの収穫タイミングとしては薄く色づき始めた果実を収穫していますが、翌日には真っ赤に追熟し商品としての価値は著しく低下してしまっています。










トマトの生育・今後とまとめ

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6月に入りトマトの管理作業では摘芯作業が終了しているため今後トマトの茎が新たに生育する事はありません。栽培終了に向かって巻き付け作業をする必要が無いためこれからは葉の枚数の調整とトマトの収穫が主な業務となります。


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プロフィール

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Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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