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トマトを収穫した後に残っている枝 

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こんにちは。今回のテーマはトマトを収穫した後に残っている枝について。そのまま残しておくのか、それとも取り除いておくのか?温室トマトの実践例を例えにして記事にします。




トマトの枝

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トマトの果実に繋がっている主茎から伸びた「枝」、栄養と水分をトマトに送るための役割と果実を支える目的があります。
一つの花房が収穫時期に入ると順番に色づき始める場合とほぼ同時に色づくこともあります。どちらにしろ花房の収穫が終わり最後に残るのがこの「枝」になります。










温室トマトでは取り除いてしまうのです

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トマトをすべて収穫した後に残る「枝」、温室トマトでは残っている枝は取り除くことにしています。
それと、この残った枝からまた新しくトマトの花が咲き、トマトの果実が出来る事はまずありえないです。




なぜ残った枝を取り除くのか?

残った枝を取り除く理由として灰色かび病などの病気対策があります、ただそこまで病気に感染しやすい訳では無いためしばらく残しておいても問題はあまりありません。
灰色かび病が蔓延している場合は例外となり早めに取り除いて病気の発病リスクを抑えたほうが良いです。その際には枝の切り方で説明しますが、取り除く際に注意するポイントがあります。










収穫後に残った枝の切り方

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残っている枝を取り除く場合の注意するポイントとして、切り口に枝が残らないように取り除く事です。少しでも残っていると傷口が乾きにくく、治療が遅れるため灰色かび病などの感染リスクがあるためです。

残っている枝を取り除くタイミングは、収穫作業の際に最後に着果しているトマトと一緒に取り除いておくと良いです。


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※画像のように主茎に枝が残らないようにきれいに取り除きます。










まとめ

収穫した後に残っている枝は取り除かなくてもトマトの生育に大きな影響が出ることは無いですが、見た目にも取っておいた方が良いので病気対策と合わせて温室トマトでは取り除くようにしています。




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プロフィール

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Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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