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2月のトマト生育状況 「りんか409」「風林火山セブン」

こんにちは。

今回の記事は温室トマト2月のトマト生育状況をレポートします。

1月下旬に収穫が始まり2月下旬で早くも一月が過ぎました。

栽培している「りんか409」「風林火山セブン」ともに生育状況は順調、

これといった生育の問題は今のところ見られませんが・・・。


それでは温室トマトのトマト生育状況について書いていきます。




トマトの生育状況「りんか409」「風林火山セブン」


まずは「りんか409」の生育状況を確認していきます。収穫が始まってから約30日が経過し、収穫している段数も2段目から3段目に切り替わってきているところです。











花芽の段数は何段目?

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一番新しい花芽の段数は第9~10段目が開花し、一段あたりの花の数は平均3~6花で開花して着果は良好です。着果させている個数は4果で調整し、残りの花は摘果処理しています。










花芽の生育は問題なく良好ですか?

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花芽の生育は第9花房~10花房は問題なく開花しています。第7花房~第8花房では生育がストップしてしまい開花しなかった花芽がいくつか見られました、収穫を開始した時期に重なりますが原因については不明です。トマトの樹の成長と花芽の成長のバランスがうまくいかなかったのだろうと考えられますが今のところ対策方法はありません。今後も原因を探って見ます。










2月後半のトマトの着果個数

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2月後半のトマト着果個数は一本のトマトの樹に約14.5個のトマトが着果しています。花房の着果個数は4果で調整していますが、すべての花房で4果着果しているトマトの樹はあまり見られません。どうしても2果~3果、あるいは1果だけの花房も出来てしまいます。花房でバラつきが出る原因はいろいろと考えられますが花芽が開花しなかったり花数が少なかったり、またはトマトの管理作業中に間違えて取れてしまったりと様々です。すべての花房で4果のトマトが生育する事が理想ですが現状はまだまだです。










「りんか409」と「風林火山セブン」のトマトの違いは?

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※画像は「風林火山セブン」のトマト果実


「りんか409」と「風林火山セブン」のトマトの違いは見た目では赤く色づく過程が少し違いがあるのと、果実に表面の光沢とでも言いましょうか見た目で違いがあります。「りんか409」は全体が真っ赤に色づくのが比較的早く、「風林火山セブン」は少し青い部分が残る感じに色づきます。栽培環境により一概には言えないかもしれませんが・・・。トマトの食味も好みが分かれるところだとは思います。










作業が追い付かない「風林火山セブン」

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2月も後半、3月上旬になり少し気がかりなのが「風林火山セブン」の生育スピードです。生育そのものは特に問題は無く順調なのですが、とにかく生育が早いため作業管理が「りんか409」に比べると1.5倍は違ってきています。特に葉と葉の間の節間が長いため草丈が非常に高く、吊り下げ式のワイヤーを越していくのが早いです。そのためトマトの樹の高さを調整する作業が「りんか409」より多く必要になっています。3月も後半になると収穫量も増加してくるため作業管理との兼ね合いが難しくなるため少し心配になってきています。「風林火山セブン」の植え付け本数が「りんか409」に比べると少なくしているのは救いですが・・・。










トマトの樹、葉の枚数は何枚?

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栽培しているトマトの樹に残している葉の枚数は約17~18枚で調整しています。例年だと約15枚くらいまで葉を取り除いていましたが、今シーズンは約17枚。その理由としては管理作業で葉を取り除きすぎていたのではないだろうかという考えに至ったためです。トマトの樹は葉から栄養を生産しますその葉を取り除きすぎると、生育に必要となる栄養をあまり多く生産する事が出来ないのではないかと。
トマトの成長点付近の若い葉は活動も活発ですがまずは大きな葉に成長するために自分自身に栄養が必要です、そのためトマトの果実など他に回すほどの栄養素は残らないのではないでしょうか?その点、成長がある程度終了し成熟した葉は栄養素を生産し分配するための余裕が出来ているのではないかと。しかし老化が始まっている古い葉は取り除いておいた方が良いと思いますが。
まだまだトマトの樹に残す最適な葉の枚数については今後も考察して行きます。










出荷するトマトにマイナスな「尻腐れ果」

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トマトの樹、第7花房~8花房の一部トマトの果実に「尻腐れ果」の発生が見られます。トマト果実の生理障害の一つカルシウム欠乏症が原因になります。








「尻腐れ果」が多い場所は?

尻腐れ果が特に目につくのがトマトの畝両サイドです、加温装置の温水配管が通っている場所と作業用通路側の日当たりの良い場所になります。比較的乾燥して湿度が低く太陽の日射が強い場所のためトマトの樹の蒸散が多く栽培ベット内が乾燥気味になっています。トマトの生育に必要な水分が不足気味のため肥料分となるカルシウムの吸収も悪化していると考えられます。








「尻腐れ果」の対策はどうすれば・・・。

まずは生育に必要となる水の確保が必要です、太陽の日差しが強いのであれば遮光などの対策も取りたいところです。ただし尻腐れ果の発生メカニズムは複雑なため決め手には欠けます。










3月に向けての展望

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今シーズンの2月は雪が降ることも無く極端に冷え込む日も少なく比較的天候には恵まれた温室環境でした。これから3月を迎えることになりますがトマトの収穫量は徐々に増えてくると考えられます。第3花房~第5花房が3月中の収穫予定花房になると思います、着果しているトマトの個数は比較的安定している段数が続いているためそこそこ期待できそうです。トマトの樹の生育も日射量と気温の上昇とともに生育スピードが速くなってきます、とくに「風林火山セブン」は・・・。


また次回、3月のトマト生育状況のレポートでよろしくお願いします。


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プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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