中玉トマト「フルティカ」の生育状況 播種から約2ヶ月経過、収穫開始までもう少し。
- 2019/02/17
- 21:09
こんにちは。
今シーズンは中玉トマトの「フルティカ」を初めて栽培しています。
種まきをしてから約2ヶ月ほど経過しました。
その他の大玉品種「りんか409」は1月下旬ごろから先に収穫が始まっています。
フルティカの収穫はもう少し先になりそうですが、そろそろ収穫です。
そこで今回はトマトの成育状況と特徴について記事にしたいと思います。
フルティカの生育状況
※画像右側が中玉トマト 「フルティカ」 タキイ種苗株式会社
11月上旬に「フルティカ」の種まきをしてから約2ヶ月と少し、トマトの草丈は約2m位に成長しています。
1週間での伸長量は約17cmくらい、成長点付近の茎径は約11mm平均です。
フルティカよりも先に栽培開始していた「りんか409」の草丈よりも高く成長しているため、
どちらかというと生長速度は早めで葉と葉の節間は長めになります。
草勢は強めで着果段数が6段目に入りましたが生育の衰えは今のところ見られません。
フルティカ、葉の状態
生育した本葉の枚数は約25枚、「葉っぱ切り」作業を数回行って、
現状は約17枚を残した状態で生育管理しています。
温室内で栽培しているため葉は大きく生長。
冬の時期に栽培していますが栄養素の欠乏症は今のところ確認していません。
フルティカ、根の生育状況
地上部の生育状態が良好なため地下部の根も順調に生育してます。
栽培ベットはロックウール培地(Cultilene社製)を使用し、
定植をしたのは第1花房が開花したタイミングでした。
無数の細い根が成長しているのと太めの根も多く、水と養分の吸収は問題なさそうです。
土壌病害に感染して変色している部分も見られないので健康な根が生育しています。
中玉トマトの果房
今まではほとんどが大玉トマト「りんか409」をメインで栽培していたので、
中玉トマト「フルティカ」の生育を見るのは初めてです。
きれいに連なったトマトの果房になるんですね。
収穫時期が近づくと同時に赤くなるのか順番に赤くなるのか気になるところです。
房ごと収穫出来れば良いのですが、一つ一つ収穫となると大変そうです・・・。
摘果と栽培管理
花芽の段数は7段目が成長しているところです。
フルティカの果房は花の数が多く約10~12花くらい開花しています。
1果房に8~10果を残すと良いみたいなので今回は8果で調整し、
余分な花と果実は摘果しています。
草勢の維持と栽培管理
着果しているトマトの個数が増え果実の肥大が進むと、
トマトの樹にも負担になってくると考えられます。
草勢が衰えて来るようであれば1果房の果実数を6果くらいに調整して、
トマトの樹の草勢を維持するようにしたいと思います。
まとめ
フルティカの収穫が始まるのはもう少し先になりそうです。
7段目の花房が開花して着果を始めるころが第1花房の収穫時期になると考えられます。
トマトの樹の草勢は強めですが、トマトの着果負担が増える収穫開始からの、
栽培管理がシーズン終盤までの収穫量に影響しそうです。
また次回、収穫開始後の生育状況を記事にしたいと思います。
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