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トマトの生育 冬の時期1月のトマト収穫と生育状況 

こんにちは。


年が明けて気が付くと1月が終了していた・・・、

予定より少し早くなったがトマトの収穫もはじまり徐々に忙しくなってきた。

まだまだ寒い冬の時期、収穫量はそれほど多くはないが毎日トマトは色づいています。

これからトマトの収穫と栽培管理を同時に進めて行くわけですが、

夏の時期と違い冬の栽培管理は大事なポイントがいくつかあります。

トマトの生育状況を確認しながら考察します。







冬の時期、トマト生育状況

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栽培しているトマトの品種は「りんか409 サカタのタネ」

黄化葉巻病(TYLCV)対策に「風林火山セブン ナント種苗」

中玉品種の「フルティカ タキイ種苗」

以上の品種を温室内で栽培しています、主力となる品種は「りんか409」になります。

主力品種となるりんか409の生育状況を見ていきます。










トマトの樹、伸長量と茎径


トマトの栽培を開始してから1月下旬で約15週目、

トマトの樹の草丈は平均1m98.2cmまで成長しました。

冬の時期ですが一週間あたりで約16.8cmくらいは伸び、

成長点付近の茎の大きさは約10.8mm付近を維持しています。

一番新しく成長している花芽が7~8段目になりますが、

トマトの樹の状態はスタミナ切れを起こしている様子もなく、

冬の時期としては良い生育状態を維持しています。










トマトの葉の枚数と生育状態

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トマトの葉の生育状況は成長点付近から下40cm位の葉で、

長さ平均49cm、一本のトマトの樹に残している葉の枚数は約17.5枚。

冬の時期のためか葉は生育後期になるほど大きく濃い緑色をしています。



年明け1月から天気が良く乾燥した日が続いていたためか、

温室内の一部の箇所で「うどんこ病」が発生していました。

うどんこ病の症状が酷い葉ではトマトの成育低下が心配です。










トマトの根 栽培ベット内の状態

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栽培ベット内、トマトの根の状態は見た目大きな変化はなさそうです。

地上部のトマトの樹の状態を確認しても根に何か問題が出ている様子はありません。


冬の時期に気になるのは栽培ベット内の温度です。

根の生育している環境にとって温度が低いのはあまり好ましくないと思われます、

特に気がかりなのが灌水時の水の温度になります。

1月から3月は外気温も低く氷点下になることもあり、

屋外に設置してある原水タンク内の水の温度も下がります。

原水が氷りついた事はいままでありませんが水はかなり冷えています、

冷たい水をトマトの根が生長している栽培ベットに与えても問題ないものなのか?

気にはなっています。

低温環境がトマトの根と地上部の生育に何かしら影響していると考えられます。



※文献と生育状態の観察をしながら生育への影響については現在調査中です。










トマトの花芽と花房の状況

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1月下旬のトマトの花芽の生育状況は第7~8花房が新たに生長しています。

開花する花芽の数は3~5花、

花芽の生育不良、着果せずに落ちてしまう症状は見られません。


第一花房はすでに収穫が始まっていてほぼ収穫が終了している花房もあります。










トマトの収穫量

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一月下旬から始まったトマトの収穫。

温室内でまずトマトの着色が始まったのは平均温度の高い場所からでした。

日中はあまり大きな温度差は無いのですが、暖房装置で加温する夜間の温度差が影響しています。

温室内は広いため加温をしても場所により温度差が出来ます、冬の時期ならなおさらです。

暖かい場所から徐々にトマトの収穫を開始していった感じです。










収穫開始初週は約500kg平均、それから徐々に増加


トマトの収穫を開始した初週は約500㎏の収穫量でした。

徐々に温室全体でトマトの着色が始まると収穫量も増加して、

2月の上旬で約1000㎏辺りを推移しています。

冬の時期のトマト収穫量としてはこれくらいが平均的なところだと思います。










冬の時期は赤く色づいたトマトを収穫

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冬の時期にトマトを収穫する際に注意したいのが色づきです。

あまり青いトマトを収穫してしまうと赤く色づくまでに時間がかかります。

夏の暑い時期であれば一日も経過しないうちに赤くなりますが、

冬の時期だと数日経過しないと赤く色づきません。

お店に並んでいるトマトは基本赤いと思いますが見た目にも赤いほうが良いです。

青めのトマトを数日かけて赤く色づかせるよりは、

赤く色づいたトマトを収穫して出荷した方が鮮度と栄養価も良いものになります。










温室内の栽培環境

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1月下旬頃からはさすがに冬の時期らしく外気温が低く曇りがちな天気が多めです。

温室内では1月上旬の天気の良い日が続いた乾燥していた状態から、

少し湿度が高めの栽培環境に変化しています。

長期間湿度が高い時間帯が続いてしまうと「灰色かび病」の発生が心配になってきますが、

今のところその心配は無さそうです。










昼と夜の温度差


冬の時期は昼と夜でかなりの温度差があります。

良く晴れた日だと日中は30℃近くまで温度を上げることも可能で、

逆に夜間は外気温が下がるため換気窓を開け過ぎてしまうと温度を上げるのに加温が必要です。

この温度差を利用して温室内を変温管理してトマトの生育をある程度調整する事はできます、

また加温装置の動力光熱費の削減にも利用する事も可能です。

詳しくは、またの機会に記事にしたいと思います。










まとめ


冬の時期1月のトマトの生育状況の記事は以上となります。

これから2月~3月中旬までは冬の時期らしく冷え込む期間が少なからずあります、

今後は収穫量を少しずつ増やしながらトマトの樹の生育も維持していかなければなりません。

寒さ対策をしながらうまく温室環境を調整して春からの生育と収穫に備えたい所です。

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プロフィール

ghtomato

Author:ghtomato
初めまして、温室でのトマト栽培に従事。
設備の老朽化でトラブルの多い日々を記録しています。



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